最近続々と利用企業が増えている「採用動画」についてそのポイントとコツ、メリットなどをお伝えしていきます。採用動画はなぜ選ばれはじめているのか、その理由と効果を整理しながら、制作のコツや注意点などをお伝えできればと思います。
採用動画が最近注目されているワケ
【背景】
- 5Gの登場により、手元で大容量、高画質の動画を見ることができるようになってきている
- コロナ禍において、オンライン面接やリモートワークの普及により、その企業の実情を知る事がより難しくなった
- ミスマッチ解消のために昔から手法としてはあったが、なかなか普及しなかった
【採用動画の効果性】
- テキストよりも圧倒的な情報量
採用動画にはテキストによる情報に加え、さらに「音」「動き」「時間軸」というさまざまな要素も含まれており、文字だけ・画像だけよりも遥かに多くの情報を、瞬時に視聴者に届けることができます。そのため、複雑な内容でも短時間で分かりやすく伝えられ、視聴者とスムーズにコミュニケーションをとることができます。
- 感情が伝わる
”モノマネ細胞”とも呼ばれるミラーニューロンという細胞により、人は他人の行動をあたかも自分の行動のように認識し、その行動に伴う感情を自分の脳内でシミュレーションすることができます。笑顔の人を見ると、自然と笑みがこぼれてしまうのも、この細胞の働きによるものです。
そのため、採用動画はそれを見た人へ感情が伝わりやすく、より深い情報収集や企業への応募などのをアクションを促すことになるのです。
- 記憶に残りやすい
動画を通して感情を動かすと、人は動画の内容と感情を一緒に脳に記録するため、記憶の変容が起こりにくく、長期的に定着しやすいと言われています。
また別の視点でも、動画の記憶定着率の高さが明らかになっています。
アメリカ国立訓練研究所が提唱する「ラーニングピラミッド」によると、文字を読んだ際の記憶定着率が10%なのに対し、オーディオビジュアル(=動画)を視聴した場合では20%になるそうです。つまり視覚と聴覚を通して情報を伝達する動画は文字よりも2倍、記憶に残りやすいのです。
- SNSなどへの拡張性が高い
前述の通り、採用動画は視聴者との感情的なつながりを生み出しやすいという特長を持っています。そして採用動画によって何かしらの感情を持った視聴者の中では、その経験を他人にも共感して欲しいという思いが生まれ、SNS上などで「シェア」したいという気持ちになります。
2013年に英国で実施された調査では、動画に対して「シェア」「コメント」「いいね」をしたことのある人の割合が、記事に対してのそれを上回りました。そしてこれらの行動を起こした理由として「ユーモアがあったから」「他の人もこのコンテンツを見たいだろうと思ったから」が1位と2位に挙がっています。
以上のように採用動画の効果性は認知されていながらも、それがうまく実施されていなかったのは、時代背景も理由があったように思います。それがこのコロナ禍において、重要性が再認識され、再び利用する企業が増えてきたように思います。
どのような動画を撮ればいいのか?
- 職場の一場面を切り取ったような、よりリアルな動画を撮る
テキストと違い、動画はその場の雰囲気や人の表情などを載せる事が可能です。
用意されたセリフを淡々と伝えるよりもよりリアルな職場の雰囲気を伝える方が採用動画の良さを最大限に活かした使い方です。
- 長尺よりも短尺の動画
動画のデメリットの一つとして、見たい場面をすぐ見れない事が挙げられると思います。長尺な動画を作っても伝えたい内容を伝えられない可能性もあります。より伝わる動画にするには、短尺にして伝えたい内容を1つだけに絞った短い動画を多く作るのがポイントです。
- 質より量
短命とされる動画コンテンツに多くの時間と多額の費用を掛けて制作すると、費用対効果はどうしても下がってしまいます。高い効果が期待できる素晴らしい映像が作れればいいのですが、その分リスクも高くなります。それに比べ、自分たちで出演、制作すれば費用はかかりません。とにかく動画数を量産し、効果を上げて行く手法が正解だと思います。
- 音楽や字幕は重要
編集技術のコツになりますが、動画とはいえ「字幕」は重要です。携帯で見る事が多いこのご時世、音が出せない事もあるでしょう。それでも伝えられるのが字幕です。聞き取れない時や微妙な言い回しも字幕があれば安心です。
また音楽はその場を盛り上げるのに効果的です。音楽のチョイスによって、伝えたいものがより伝わりやすくなります。
各snsの推奨動画時間
snsとの親和性の高いコンテンツほど、短尺になっている
短尺動画にする事によるメリット
- 制作時間、工数、費用が安く抑えられる
- 短命とされる動画をリスクを抑えて運用できる
- 自分たちでも簡単に制作できる
- 見る側も隙間時間でサクサク閲覧が可能
採用動画を短尺にするメリットなどはお分かり頂けましたでしょうか?今回の内容をより論理的により具体的に記事にしました。さらに深く理解できると思います。ぜひ覗いてみてください。
→【採用担当者必見】なぜ今、採用動画なのか?動画を採用に活かすコツとポイント!
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