「スカウトメール返信率」と「面接実施率」が大幅アップ! 他社との比較検討なしで採用動画を『moovy+』に依頼した理由とは?

株式会社ワールドインテック

「この動画を見て入社したいと思いました」と最終面接での声。求職者に心に響く『moovy+』動画はこうして生まれた!

株式会社ワールドインテックインタビュー記事
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株式会社ワールドインテック

社員数:10,000名以上

設立:2014年2月

業種: 研究開発、情報、技術、製造分野の総合コンサルティング、人事コンサルティングおよびアウトソーシング

少子高齢化が進む日本では製造業の生産現場における人材不足が大きな社会問題になっています。ワールドインテックは、ものづくりを中心とした人材派遣を全国的に展開し、これらの課題と向き合い続けてきました。

現在は社員数が2万人を超え、さらに人材派遣のニーズは高まってきています。そのなかで同社は昨年から『moovy+』を導入し、採用に初めて「動画」を活用するなどPRを強化。そのためのツールとして、『moovy+』を導入した背景と効果についてFC営業本部 FC採用部の石谷幸美さんに話を伺いました。

自社の魅力を伝えるために「動画」の必要性を感じていた

株式会社ワールドインテックさん

ーー 最初に、会社概要と主なサービスについて教えてください。

石谷:弊社は日本のものづくりの生産現場を人材面から支える事業を行っています。 チームとして製造業務を支援する「チーム派遣」や、製造業務の一部または全体の請負を担う「製造請負」など、業務請負・人材派遣を通して‟ものづくり分野”における上流工程から下流工程までをワンストップでサービス提供しています。

ーー 同業他社と比較したときの「御社の強み」はどういったところでしょうか?

石谷:私たちの強みの1つは、企業の幅広いニーズに応えられることです。半導体・電子製品製造から、自動車、食品、化粧品など、様々な「ものづくり」の生産工程を支えています。

また、全国に50か所以上の拠点・営業所をもっているため、エリアも幅広くサポートを行うことができます。

ーー 社会課題と密接した事業でニーズも高いと思いますが、採用PRや企業ブランディングの面で課題に感じていた点はありましたか?

石谷:人材派遣業界はどうしてもマイナスイメージが強いという点があります。ネット上にもそういう声が少なくない中で、「どのようにして弊社の魅力を伝えていくか」は課題の1つでした。

また、BtoBの事業を行っているため、求職者などには事業内容が分かりづらいところがあります。そのあたりもどうしたら分かりやすく伝えることができるかを考えていました。

ーー その課題に対して、以前から「動画で伝える」ことは取り組まれていましたか?

石谷:いえ、必要性は感じながらもまだ取り組めていませんでした。

他社の求人サイトを使った採用が以前よりも効果が減ってきていたので、弊社のオウンドメディア「JOB PAPER」を使った採用強化の必要性を感じていて、そこと連携するかたちで動画の活用を検討していました。

また、若者に人気のあるメディアのYouTubeやInstagramなどのSNSから訴求をはじめようという声は挙がっていたので、動画をつくろうとは考えていたんですが、どういう手法でどんな動画をつくれば良いかがわからずなかなか進んでいませんでした。

最初の相談から他社の比較検討なしで2か月後から動画制作スタート

ーー そこで、『moovy+』導入へと繋がっていくわけですね。

石谷:はい。社内でまずはショートムービーからはじめようと考えていたので、いろいろとリサーチをしていたんですね。そのときにmoovyさんの動画を見つけて、こちらから問い合わせをしました。それが2022年5月です。

ーー moovyに問い合わせをした後は、他社との比較検討はされましたか?

石谷:比較検討はしませんでした。というのは、moovyさんからの提案で納得するところが大きく2つあったからです。

1つは「縦型動画の重要性」です。

私たちはショートムービーを考えていたものの、縦型動画の発想まで考えられていなかったところに対して「採用のターゲットである大学生などの若者が見る動画は縦型動画が主流であること」などをロジカルに説明いただいて、「それをつくりたい」と思いました。

もう1つは「コスト」です。

弊社は全国に営業所があり、お取引様がいらっしゃるので、「実際にこういう社員が派遣スタッフをサポートします」など担当の顔がわかるように、各拠点ごとに動画をつくりたいと思っていました。

つまり「量産」を最初から考えていて、そうするとコストが重要なポイントになります。その点、moovyさんは低単価で高品質なものができると考え、迷わずに決めました。現在は既に50本以上の動画を『moovy+』でつくっています。

ーー それでは最初の接点から動画制作スタートまでは短い期間で進んだんですね。

石谷:はい、最初にお話したのが2022年5月で動画は7月からつくりはじめたので2か月ですね。その間に動画の内容などの相談・提案があり、とんとんとスムーズに進んでいきました。

動画制作は「安心してお任せ」。雰囲気づくりによりリラックスして撮影できた

ーー 動画の内容についてはどのように決めていきましたか?

石谷:私たちは動画制作が初めての経験だったので、どうしたらいいか全くわからなかったんです。そこでmoovyさんから「他社はこんな風に動画をつくっていて、こういう効果や活用例があります」と事例をたくさん共有していただき、さらにその上で弊社の動画内容を提案していただきました。

その提案の中から私たちが選んでお願いするかたちで、まずは新卒・中途採用向けに採用チームのメンバーが登場する動画を撮りました。動画制作に関しては安心してmoovyさんにお任せできました。

ーー 初めての動画撮影ですから、緊張したんじゃないですか。

石谷:みんな緊張していましたね(笑)。撮影現場では思った以上にカメラを前にして話すのが難しいとか、話す内容は出る本人が考えるんですけどカチコチに台本を読んだようになっちゃうという声がありました。

ーー 実際に動画を拝見しましたがそんな風には見えませんでした。みなさん自然体でした。

石谷:そこはmoovyさんの「雰囲気づくり」が大きかったですね。

撮られる方はどうしても恥ずかしい気持ちがあるんですが、そこをmoovyさんにまわりから盛り上げていただいたり、セリフに関してもその場で「この言い回しのほうが伝わるのでは」とアドバイスをもらったりして、終始和やかな雰囲気で撮影できたと思います。

あと、撮影機材がスマホなんですね。大げさな機材があるとより緊張しますけど、スマホだから多少リラックスできたかもしれません。

「スカウトメール返信率」と「面接実施率」がアップ!

ーー 完成した動画はどのように活用されていますか?

石谷:まずは、オウンドメディアの「新卒・第二新卒向けのサイト」に動画を転載*しています。ここは「30秒でわかるワールドインテック」や「採用担当からのメッセージ」などの動画を活用していますね。

https://campaign.jobpaper.net/lp/new_grad/
(*『moovy+』のサービスでは、自社の採用サイトに転載できるAPIを提供しています)

全国エリアごとの採用担当の動画も撮ったので、それはまた別の「採用担当者紹介」というページに「北海道・東北」「関東」など採用エリアごとに採用メンバーの紹介動画を掲載しています。

https://special.witc.co.jp/recruiter/fc/

あとは他社求人サイトも最近は「動画でチェック」というものが増えたので、そこでも活用したり、応募した方へのサンクスメールの中に動画リンクを貼り付けることもあります。いろいろな手法で活用できるのが良いところだと感じています。

ーー 動画の「効果」がありましたら教えてください。

石谷:昨年から動画を活用しているので、既に中途採用の方などはこの動画を見て入社されている方がいます。中途採用の最終面接では「動画で採用担当の方の雰囲気が伝わってきたので、よりここで働きたいと思いました」という方もいました。

新卒に対しても、これから面接を受ける社員がどんな人なのかをイメージできて、面接に対する心理的ハードルが下がったんじゃないかと考えています。

ーー 「この動画を見て働きたい」は凄いですね!

石谷:私たちも驚きました。定量的なところでは、他にいろいろな施策の効果もあるので動画だけとは言い切れないところがあるものの、一次面接の実施率が導入前56%から導入後73%へとアップしています。

その要因として考えられるのは、実際の採用担当が動画で話していたり、社内の雰囲気が映っていたりすることで親近感がわき、イメージがポジティブになったことですね。以前は動画は全く出さず、テキストと、写真も人物はなしで外観のみだったので、そこは大きく印象が違ったと思います。

また、スカウトメールの数字を確認したところ、返信率が0.93%→1.43%に上がっていました。これは「あなたに合う配属先を見つけます」という内容のスカウトに対する返信率で、そこに面接官を紹介する動画を送付したことで「この人なら話しやすそう」と思われて返信率が上がったのかと思っています。

ーー 一次面接の実施率、スカウトメール返信率と、定量的なところでも効果が出ているんですね。ほかに「全く予想していなかった効果」はありましたか?

石谷:予想もしていなかった効果としては、社内のコミュニケーションに影響があったことです。

弊社は全国に拠点があるのでメールか電話でしかやり取りをしない社員がたくさんいます。でも、この動画を出したことで「初めて顔を見た。雰囲気がわかった」などポジティブな反響が社内からありました。これは事業部間でも同じことが起きていて、事業部間の連携や理解が深まったと感じています。

ほかにも、採用に対する社内からの注目度が上がったと感じています。現状はプロフィールに関する動画が多いのですが、社内から「次はもっと選考フローの案内動画や事業部ごとの紹介ムービーなどの新たなパターンで撮ってほしい」という声があがるようになっています。

テキストと写真だけだった以前にはなかった反応ですね。

振り返ってみて「文句なし」の一言

ーー 動画制作を振り返ってみて、『moovy+』に対する感想を教えてください。

石谷:一言でいえば「文句なし」ですね。動画制作が終わった後も、撮影中の写真をいただきたいなど、いろいろと細かいことをお願いしているのですが、すぐに対応していただいています。

動画のクオリティも満足で、撮影の過程を知らない社員からは「え、これスマホで撮ったの!?」とクオリティに驚かれる声が挙がっていますね。

ーー ありがとうございます。最後に、今後『moovy+』に期待することをお願いします!

石谷:内容のバリエーションを増やしてさらに動画をつくっていきたいです。最近ようやく弊社がSNSを本格的にはじめたので、「SNSと動画がセット」のプランもあるとうれしいですね。

あとは真面目な動画だけでなくネタっぽい動画もつくりたいです。社内だけで考えて発信していこうと思っても限界があって、凝り固まったものになってしまうので、アイデアのところでもさらにお力を貸していただきたいです。

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moovyからコメント

採用動画を採用ホームページやメールに組み込むことによって、スカウト返信率と面接実施率が上がったことはとても嬉しい情報です。

また、実際に面接に来られた候補者が、「動画を見て、よりここで働きたいと思いました」という事例は動画ならではの感想だと思います。

企業様の採用の手助けになりたいという想いで「moovy+」をリリースした私たちにとっては、今回のインタビューはとても嬉しいものとなりました。
企業の魅力にふれることで、求職者の応募意欲が上がり、さらにはミスマッチの軽減につながることが私たちの想いです。

moovyの動画を見て、志望度が上がり、候補者にとっても企業にとっても良い採用ができたと感じていただけるように引き続き頑張りたいと思います。

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